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「遊歩道」はまちの血管

2019.04.07

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横浜市青葉区美しが丘。半世紀以上前に東急電鉄により開発され、以来、神奈川有数の人気住宅エリアとして位置づけられています。
その地元住人のみなさんが取り組んでいる「まち活性」のある取り組みに私たちも参加させてもらっています。「遊歩道」整備の一環として、その一角にあり、まちのポイントにもなっている「100段階段」のリニュアルプロジェクトというものです。

ここ美しが丘住宅街は、50年以上前に計画的に造られた「歩車分離型」の緑に溢れた「遊歩道」を有します。ただこれも、長い歳月とともに路面のタイルが剥がれたり、割れて無数の段差ができたりしています。また、街灯も暗く(少なく)、夜は歩くのも怖い状態。よくイメージしがちな・・・“ペットを散歩させながら、老若男女が楽しげに行き交う交流の場”とはかけ離れた、なんだか歩きずらい場所になっていたのです。

私は常々、「遊歩道」は人の「血管」に例えることができるという持論(?!)をもっています。そこを流れる血液は「人」、カラダ全体が「まち」です。路面が荒れ、人通りの少ない暗い遊歩道は、血液の流れを阻害する不健康な血管のようなものです。血液の流れが阻害された状態が続くとどうなるでしょう。体調に不調をきたし、生命にも影響を及ぼします。つまり、人(血液)の流れが停滞した遊歩道は、やがてまち全体(カラダ)を停滞させ、活気を消失させてしまうのです。

言いすぎでしょうか。

遊歩道が、まち全体に張り巡らされ、点と点を結び、そこを人が気持ちよく活用することで、人の流れが活性化し、人と人が繋がり、もっと元気なまちになると思うのです。
たかが遊歩道、されど遊歩道だと思いませんか。

前述した「100段階段」プロジェクトは、遊歩道に人の流れを促すきっかけになればという願いを込めて進められた取り組みです。老朽化した路面を補修し、住人参加型のワークショップを開催して階段に色を塗ったり、階段の一角に憩える場をつくったりetc.
そしてこのたび、地元住人のみなさんが主体となって進めてきた「100段階段」の改修工事が完了。そのこけら落としとして、今日「登り初め式」が盛大に開催されました。
多くの人が集い、階段を利用し、ステージの“ひな壇”さながらに合唱を披露したり、中間部のフラットなスペースではダブルダッチのデモンストレーションがおこなわれたりと、笑顔が溢れ、健康的なお披露目の場となりました。

(人が)「集まる」「笑顔」「健康」・・・・これは、まさに「まちの活性」に必要な要素ですね。

この試みは、いま始まったばかり。これが今後、どのように継承(体質改善)され、まち全体に波及していく(元気になる)のか。
私たちも、地元のみなさんをサポートしながら、引き続き見守っていきたいと思っています。

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