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お客様の声:土地を買って新築・鎌倉市K様「みんなで家づくりをしているんだと実感できました」

DIYやモノづくりが大好きなK様にお話をおうかがいしました。

白地図からはじまった土地探し

K様 建築雑誌に掲載されていた建築家の松田毅紀さん(HAN環境・建築設計事務所)の事例が気になっていたんです。この人に設計してもらいたいなと思って直接松田さんに問い合わせをしました。
まだ土地も予算も決まっていない状態だったので、松田さんの方からFDBさんを紹介してもらい会うことになったのですが、「あとは直接連絡取り合ってください」といった具合で(笑)。見ず知らずのFDBさんと初対面を果たすことになりました。
FDBさんの最初の印象は・・・なんか不動産会社さんっぽくない感じで、髭で私服で・・・(笑)。スーツをピシッと着た不動産会社の営業マンが現れると思っていたので、戸惑いが隠せなかったです。ただ、話をしたらその戸惑いもなくなりました。

土地探しは、中央線、田園都市線、東横線、横浜市営地下鉄・・・すごい広範囲だったそうですね。

K様 夫婦ともに出身は東京ではなかったので、住んだところ以外は土地勘がなく、まずは地図を購入してきて、勤務地からの時間と距離を計算して、どこまでが範囲内になるのか目安にしようということになりまして。

FDB 当時お住まいだったご自宅の壁いっぱいに貼って、駅は赤、公園は緑で塗って、土地を見に行ったところはピンナップしたり。それにしても大きかったですよね!伺うたびに大きくなってたような・・・。

K様 白地図集めるのが面白くなってきちゃって、海の方まで欲しくなっちゃって関係ないのに千葉部分や江ノ島部分まで購入しちゃいました(大笑)。デジタルの画面で見るGoogle mapよりよかったですよ。距離感がすごく把握できましたから。

土地探し当時に使っていた白地図。「懐かしいな〜」と広げてくださいました。

予算オーバーはDIYでカバーしましょう!

なんとなく気になるエリアという事で鎌倉の物件を見に行った時の事、そこは階段で上がったら敷地があって、さらにその先にハシゴがあって登ると山がある、そして庭には舟が置いてあったんです。「舟?!!」
旦那様はその場所の「空気間」となぜか「舟」に心奪われてしまったそう。「自然・山・海」自分の欲しい真の要望に気づいてスイッチが入った瞬間でした。

FDB ただ、その土地は購入するには、建築的に色々と問題もありすぎたので一旦は諦めて頂きました。そのあとすぐにそこよりも広く、綺麗に造成された山林付きの似たような条件の土地が出たので、ついにそこに決定。長らくかかった土地探しも無事終了となりました。

K様 ここに至ったのも、街中、住宅地、少し外れたところまで色々見れた経緯があったから、迷いなくこの土地を決められたと思っています。FDBさんには私たちのわがままに本当に根気強く付き合っていただいたと思っています。

FDB 途中、契約寸前までいった土地もあったり、紆余曲折いろいろとありましたよね。ここは裏に山が迫る立地だったので、土地を購入する前に、崩れる心配は?建物に与える影響は?余計な費用は掛からないか?等を建築家と検証しながら気になる点をクリアにしていきました。

床や屋上の内壁はKさんご自身で塗ったりしたそうですね。

FDB 設計が始まると、僕の仕事は予算管理とスケジュール管理、途中要望が広がって建築予算がオーバーしたので、建築家とも相談して、ここはセルフでカバーしましょう、という風に予算をやりくりし、工夫していただきました。4年経った現在も、ご自身で屋上のデッキに保護剤を塗ったり、地下室にフローリングを貼ったり、飾り棚を作ったり、もはやプロ級のDIYをして楽しまれています。

K様 全体の予算管理をFDBさんがしてくれたので、満足のいく家ができたんだと思います。僕たちだけだったら、予算が膨れちゃうか、逆に膨れちゃうのを恐れて諦めちゃうか、どっちかだったと思います。

屋上からは富士山が臨めます。こちらのデッキもご主人がDIYで仕上げをされました。
Photography by Shinichi Hanaoka (C)HAN ARCHITECTURE DESIGN

工程の中では「焦る」役目の人がいなければならない

FDB 住宅ローンの中には非常に厳格で出す書類も多く、検査も厳しいものがあります。今回実行したローンは、土地決済をしてから1年以内にすべてを終わらせなければつなぎで借り入れしているお金を一括返済しなければならないというルールがあり、スケジュールもかなりシビアに見ていく必要がありました。

K様 FDBさんだけが焦ってくれていました。FDBさんみたいに全体のコンサルしてくれる人が居なかったら僕が焦らなきゃいけない立場なのに、焦るどころか僕らが注文増やすばかりで(笑)。

FDB 建築事務所に様子を見に行ったら、「えっ!まだ基本設計やってるの?!!もう実施設計に入らないと間に合わないですよ」って(笑)。それからも各所のお尻を叩いて、滞りなく1年以内に完成を迎えることが出来ました。

「付箋が僕らの注文です。付箋だらけ(笑)!」

暮らしがスタートしてからも続くお付き合い

FDB 引き渡し後も時々こうして「住み心地いかがですか」と訪問したり交流は続いています。ローンの借り換えをご検討されていたら、そこもお手伝いをしています。日々お金のことに携わっているので、今何に借り換えたほうが得なのか情報はたくさん持っていますから。お客様自身で考えるのはとても面倒なことですからね。
Kさんも、まだ先が長いんだからやったほうがいいですよ。浮いたお金で(ご主人がハマっている)ゾイド買えますよ(笑)。

K様 正直、FDBさんがコンサルしてくれるルートでしか家づくりをしていないので、居ないルートでやっている人たちの苦労がいまいち想像できません。でも最初の土地探しのステップはFDBさんが居なかったら何も進まなかったし、本当に色々やってくださったので、FDBさんのギャラは追加である程度乗っかってくるのは覚悟してたんですが、遂に乗っかりませんでしたねって感じでした。

FDB 別に追加のギャラなんていりませんよ、僕らの興味は「どんな家が建つか」という事。土地購入はあくまでその通過点でしかないと思っています。本来、住宅ローンは土地と建物のセットで借り入れをするもの。なので、土地を売ったら「はい、さようなら」ではその後の住宅ローンの手続きは誰が手伝うの?って。だから、家が完成するまでが僕らの仕事の範囲だと思っています。

そういうアフターフォローはどこの会社もあるんでしょうか?

FDB 僕(当山)がハウスメーカーに勤めていた時代は100軒以上売っていたけど、その頃のお客様で今でも付き合いがあるお客様は案外少ないです。FDBとして独立してからのお客様の方がお付き合いが深いですかね~。そういうところも含めて、今の仕事のやり方のスタンスがいいんだと思っています。

Kさんは、実は初めは住宅展示場にも行かれたそうですね。

K様 家を建てるってなった時に、その選択肢しか思い浮かばなくて。「結婚決めたらゼクシィ」みたいな。でもいざ行ってみると「理想の家が建つ」とうたっているのに、理想を伝えると、あれもそれも「オプションです」って言われてしまって。あーこれじゃダメなんだと感じて、家づくりの検討を一回小休止。その後、家の本をいっぱい買いだして、急に近代建築家に詳しくなるみたいな(笑)。

そこで読んだ建築雑誌に松田さんを見つけ問い合わせた、というのが最初の話に繋がっていきます。

K様 勉強をたくさんした方が「家づくり」はより楽しくなると思います。自分の作品のつもりで、それこそ自分の作品をみんなでつくっているという想いで「家づくり」をやらせてもらいました。

*information:作品紹介ページ
Project鎌倉玉縄テラス

ご主人が塗装を施したゾイドのグソック。なにやらナウシカの風を感じます。

=取材後記=

Kさんのお家は、「自分の作品をみんなでつくっている」とKさんがおっしゃったとおり、細部にまで愛着を感じる、とても楽しい家という印象でした。お邪魔した時も、ご主人がちょうどプラモデルに塗装をされた直後で「塗装臭かったらすみませ~ん」とお出迎えいただいて。他にも地下室をご自身でカスタマイズしたことや、屋上のウッドデッキや物置きのお話、お庭の菜園も見せていただきました。家のあらゆる場所を遊び場として楽しまれていました。
なにより、こうしてまた不動産会社とお施主様が再会の時を楽しく過ごし語り合えるのは、取材の中であったように「最後まで携わった時間があったからこそ」だと思います。
Kさん、貴重なお話をありがとうございました!

取材 江尻・オガワ(編集部)

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